ありえない
たまに、なかなか日本では出会わないタイプの人と出会うことがあります。
これはイタリアだからなのか、どこの国でも起こりえることなのか。
ある日、ある家の内見のアポイントメントがありました。
時間は夕方6時半。
我が家には離乳食を食べる赤ん坊がいますので、その時間に間に合うように計算をして、準備を進めていました。
すると6時頃、不動産屋の内見担当者が主人に電話をしてきて、「もしよかったら、もう内見できますよ」と言ってきました。(主人からの又聞きなので、一言一句はわかりません。)
主人は家で仕事をしていたので(日本語で、このニュアンスを一文で伝え辛いのですが、)『それじゃ、早めに着けるよう、試みます。」と伝え、電話を切りました。
それを聞いた私は、より急いで準備を終わらせようと努めましたが、結果的には、家を出たのは、本来出る時間の5分ほど前にしかなりませんでした。
お子さんがいるご家庭の方はわかって頂けると思うのですが、急遽予定を早めるって、なかなか難しいですよね💦
まぁでも、本来の予定は6時半だしね。と、あまり気にせず目的地へ向かっていました🚗。
そうしたら、6時20分くらいに、担当者から電話が。
「僕がいるの見えますか?今〇〇通りにいますよ。」と。
主人は「あ、いままだ向かってる途中なんです。あと五分くらいで着きます。」と答えました。
そうしたら、担当者が
トーンダウンした声で「あぁ・・・」ともらし、
そのまま何も言わず電話を切りました。
この時点で、私達は「へ?切った?」と少し驚きました。
主人も、「なんだこいつ、大丈夫か?」と違和感。
その後、到着したことを電話で伝えようと携帯にかけてみるも、繋がらず。
何度電話しても繋がらない。
30分以上待ったけど、明らかに無視をしている様子。
なぜならWhatsAppというメッセンジャーアプリ(前日までそれで連絡を取り合っていた)ではオンライン状態で、そこに電話をかけてみてもでなかったのです。
しばらくするとメールが届きました。
『なんのために、電話をかけてきているのですか?』と。
(笑)
うわー!ヤバいやつだー!(笑)
怖〜!!(笑)
しばらくメッセのラリー(プチバトル)をし、最後に向こうから『またアポイントメントを取りなおしてくださーい。ごきげんよう。』(意訳)的なメッセがきました。その後、ブロック(笑)
かなりヤバイですよね。(笑)
仕事で家を売る立場の人間がお客さんにする行為ではないし、不利益しか生まないし、てかクレーム受けたら、あなたの仕事にも悪影響でしょうよ。。
主人曰く、たぶん何かの病気を持ってるやつか、ドラッグやってるんじゃないか。だそうです🙄
とにかく不動産屋に電話してみようと言ってたのですが、もしかしたら彼が社長さんかもしれないので調べる必要があるね。と。
なんてこと…
こんな仕事がまかり通るとは…
しかも。
その人、その日の夜中、0時ピッタリに電話をかけてきたらしいです😰嫌がらせですね。
変なのに当たってしまいました。。
にしても、こういう方、なかなか日本ではいなくないですか??
少なくとも、私は出会ったことがないです。。
プライベートならまだわかるのですが、仕事の場ですよ。。
本当に信じられない。。
なんの意味があるねーん。
様々なところでまだまだ不便なことがあるイタリア。
ミラノに住んでてもまだまだ。日本人からしたらまだまだです。(謎に偉そう)
そのひとつが、トラッキングシステム。
Amazonとかはアプリで結構しっかり今どこに荷物があるか教えてくれますよね。
まぁ、イタリアもまぁまぁ。
ただたまにある、委託宅配業者が来るパターン。
あんまり聞いたことがない宅配業者なんだけど、まぁトラッキングは使えるみたいだから検索してみようと、3日前からちょくちょく見ていた。
しかし待てども待てども、
「今君の荷物、こっちに向かってるはずだから、もう少し経ってから探してみてー」みたいなメッセージのまま。
もちろん今朝も変わらず。
そしたら、今朝、突然届いた(笑)
まぁ、早いのは助かるし、家にいたから問題なかったんだけど、
いま改めてトラッキングを確認したら、
今更めっちゃ細かく情報がでてる!(笑)
なんか、トラッキングの意味ってなによ。。
届いてから、実はこんだけ働いてました〜言われても意味ないんすけど(笑)
ちなみに、今朝チェックしたのは8時半ごろ。
到着10時過ぎ。
うぉいっ!!
ひとりで鎖国してたらしい
最近、目から鱗が出た話。
【なんとかしたら】、日本の本、海外配送しなくても読めるんだ!!という事情。
(笑)
【】大事!(笑)
基本的にアナログ寄りの人間なもので、『パソコンに強くなりたい』というお年寄り的な願いは持ち合わせてるんだけど、いかんせん途中参加感がひどくてついていけず、結局何事もすぐできなーい!わからーん!ってなってしまう癖がある。
今回、姉から、kindle(今更感すごい(笑))を教えてもらい、色々浅く調べてみた結果、どうやらいくつかのツールでは日本に在住していない人には購入できないようになっている様子。(あるブログでは最大5冊でブロックされるとも書いてあったけど、私は購入すらできなかった。もしかしたら別の問題があったのかも?)
でもほしい本はkindleのが探しやすいし、確実に見つけられるから、ネット事にぷーな私からしたら王道が一番安心。
とここまでの浅めの知識を得てがっくしきてる状態で、主人に世間話的な感じで話した。
『なんかさー日本の本が読みたくてKindleで買おうとしたら、日本に住んでない人には購入できないようになってるみたいで買えなかったーかなしー。』て。
したら、そんなわけないでしょ。とごりごり理系のイタリアーノは動き出した。
私←もう諦めてる
『無理だってー。そういう規定なんだから仕方ないやー。』
と期待ゼロ。別部屋で作業していてた。
しばらくすると、
『さちー。買ったよー。』
は?( ゚∀゚)o彡°
ほら。
と、彼のKobo Readerに入れておいてくれた。
(ΦωΦ)
まじー
結果からすると、
【できなくはないが、ちょっとめんどさい。】
わかってる人からしたらそんなめんどくさくはないのかもしれないが、ぷーな私からしたら、ワンクリックでダウンロードで共有できないので複雑難解。
だけど、主人を通せば、日本の本が読めるのは真面目に嬉しい話。
いやーいつの間にこんな便利な世の中になっていたんだ。(やばすぎる時代錯誤)
一年半ぶり…。
久方ぶりの投稿となってしまいました💦
一年半の空白の時間を経て、ソプラノ歌手山田祥美は、一児の母になりました。
妊娠発覚後、一週間もたたずに悪阻が始まり、どんどんそれが悪化し、水とクラッカー以外は受付けない身体になり、試しに食べたら嘔吐嘔吐嘔吐、食べなくても嘔吐。でもものすごくひもじい。。でも食べられるものがない。。一月半で8キロ落ちてしまいました。もちろん歌えるレベルではなく、立っていることもできなかった😅
ただその様子が普通ではなかったようで調べたら、甲状腺ホルモンの異常分泌による、妊娠時甲状腺機能亢進症だとわかり、医者に強制入院させられてしまいました。(笑)
そんなこんなな妊娠ライフの皮切りだったもので、これまでの生活と一変してしまいました。
やっと体調が整ってきたと思っても、もう無理はしたくなかったので、安静にお腹の子を第一に過ごしました。
そして出産。
一応、無痛の自然分娩を予定していたのですが、お産が長引き、出血も多かったらしく、お医者さんたちの判断でまさかの緊急帝王切開!
ほんとにまさか!でした。
考えてもなかったので、予備知識ゼロ!
まぁそんなこんなで、書き出したら止まらなくなるので割愛しますが、今年の2月某日、山田祥美は一児の母にさせてもらいました。
今で7ヶ月半。
毎日毎日かわいいかわいいを連発しながら子育てしています。
でも、最近ふと。
なにか足りないなと。
たぶんそれはアウトプットなんじゃないかなと感じています。
これまで当たり前に歌うことでアウトプットしてきたから。
徐々に気持ちが安定してきたのかな?
さ、疲れたので今日は休みます。
また!
声楽 体験レッスン(大阪&東京)募集
日本への一時帰国の日程が決まりました!
兼ねてより温めて参りました日本での『声楽オペラレッスンプロジェクト』を始動していきたいと思います。
今回の帰国は6月上旬から7月中旬までで、
基本的には大阪に滞在し、また東京にも数回出張することになりました。
この機会に、大阪と東京にて体験レッスンの募集を行いたいと思います。
体験レッスンでは約30分の歌う時間だけではなく、カウンセリング時間もしっかり取る予定です。
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体験レッスン30分 1000円(カウンセリング込)
施設使用料金と出張料金 0円から1500円
※当方ミラノ在住で今回は一時帰国のため、いつでも使える自分のレッスン室がありません。しかし、日時によってはピアノ教室を無料で使えますし、またはレンタルスタジオを借りる場合もありますので施設使用料金と出張料金が変動します。ご了承ください。
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【講師プロフィール】
山田祥美 sachimi yamada
ソプラノ
最終学歴 国立音楽大学大学院音楽研究科オペラコース 修了時、成績優秀者による演奏会に出演。
東京二期会正会員、北九州シティオペラ海外在住会員
2012年 渡伊 現在、ミラノ在住
イタリア国内にて数々の国際コンクールで一位、または受賞。さらに数々のオペラオーディションでの合格を経て、様々な歌劇場にてオペラ出演。これまでに、フィガロの結婚のスザンナ、愛の妙薬のアディーナ、ドン•パスクワーレのノリーナ、リゴレットのジルダ、椿姫のヴィオレッタ、ラ•ボエームのムゼッタ、ジャンニ•スキッキのチェスカなどの役柄でデビューし、好評を得る。
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どんな方に私のレッスンを受けてもらえると有益か?
⚫︎伸び悩みを感じている人
⚫︎歌っていて苦しく感じる人
⚫︎歌ったあと、喋り声が出しにくなる人、または地声が出しにくくなる人
⚫︎イタリアの伝統技法である『ベルカント』をしっかり学びたい人
⚫︎イタリア語の発音を改善したい
⚫︎単純に、もっと上手くなりたい人
⚫︎今の指導に疑問がある人
⚫︎みんな言うことが少しずつ違うから、何が正しいのかわからなくなっている人
歌を気持ちよく歌うためには技術が必要で、それを得るには、毎日の地味な鍛錬がどうしても必要不可欠ですが、ただ闇雲に練習すればいいわけではありません。なんのためにこの発声練習が必要なのかをきちんをわかっていますか?
軟口蓋に当てる?
口はイの形で響きを高く?
もっと支えて?
ハミングの位置で?
レガートで歌う?
横隔膜を使って?
上記は声楽レッスンのあるあるフレーズです(笑)この中には間違いも含まれています(!)
指導者に言われるがまま、マリオネット状態で歌っていませんか?
1時間歌うだけで喋り声が変わってしまう…
すごい汗をかく …
など、あまり良くない状態に陥っていませんか?
もちろん!レッスンというのは長い目で見るべきです。すぐに上手くなったらみんなプロ!(苦笑)ありえません!
だから、良い指導を受けていてもすぐには解決できない問題がたくさんあることを知っています。
ですので、決して私は全ての指導者を否定したい訳でも、私のところで勉強した方がいいですよー!!と無理に勧誘したいわけでもないんです。残念ながら私が日本に滞在できる時間は限られていますからね。。。
お話しを伺い、声を聞かせてもらい、良い道を進んでる方にはその背中を後押しし、また誤解されているかもしれないと何かを感じたら、そこを補足説明し、理解を深めてもらいたい。
自分の声を守るのは自分!
成長させるのも自分!
!先生ではない!←ここ大事!!
レッスンの行先は『自立』です。
先生への依存は成長を遅くします。
歌は、頭をフルに使い、自分の感覚を鋭敏にし、自己対話の中で成長します。はい難しすぎるー(笑)
もちろん先生におんぶにだっこの時期は一定期間必要です。心持ちの問題ですね。
また、正しい発声は決して無理のあるところにはありません。
喋り声が変わるには理由があります。
汗をかきすぎてしまうには理由があります。
いかにニュートラルにシンプルに自然に、余裕のある中で自在に声をあやつれるか。
その音(楽)の遊びが、人の心のドアを解放させ、心を緩ませるのです。
高い声を出したい!
もちろんそれも必ず実現可能となるでしょう。
ただ、きちんと中間音から音を正しい積み上げ、身体が連動してくれたら、です。
話しを戻します(笑)
今回は体験レッスンの募集ですが、レッスン自体を気に入ってくださった方には、通常レッスン60分ももちろん受けて頂けます。ご希望の方には、イタリアに戻ってからもスカイプを通したオンラインレッスンでサポートを継続することもできます。
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体験レッスンを受けてみたい方は
soffione222musica@gmail.comまでお問い合わせください。
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【大阪レッスン】
時期;6月9日から14日、17日から22日、7月5日から8日、11日から14日
※上記以外の日は、一度ご相談ください。
※時間は要相談。
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【東京レッスン】
時期;6月29日、30日、7月4日、5日のみ
時間は要相談。
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ひとつひとつ。
前回のブログに書いたことと重複してしまいますが、
先週は3つのプロダクションのオーディションがありました。
ひとつはプーリア州フォッジャ。
ふたつめはミラノ。
3つめが昨日ローマのフィウミチーノでありました。
結果はまだ出ていませんが、いつもいつも自己評価の低い私が、今回のミラノとローマのオーディションでは、『うまく行った』と感じるほどの出来で歌えました。
いま作り上げている歌い方が、impostataされた感覚がありました。日本語では、、うまく言えない、、なんだろ、、馴染んだ?んー、体に入った、て感じかな?
もちろんまだありますよ。家で緻密に積み上げてることは、またさらに神業的なこと。それをまた自分の中に確実に取り入れていかないと。
ただ今回感動したのは、家やレッスンで積み上げてることの7.8割はできたと『自分が』自信を持って言える歌が歌えたこと。
いつもは4割くらいの感覚なので笑
でもかなしかったのは、この34年間の中の間違いなく一番の喜びと言えるような出来事をあまり誰とも本気で分かち合えないと気づいたことです。
数年前まで同志がそばにいました。
けど、帰国してしまい、状況が変わってしまいました。
だけど、そんなものなんでしょうね。
この喜びを一時的なものにせず、また積み上げていきたいと思います。
無事に1つクリア。
イタリアはプーリア州のフォッジャという街に来ました。
目的はオペラオーディションです。
予想外に広々と綺麗に整備された街で、劇場もとても綺麗でした。
オーディションでの自己評価は相変わらずあまり高くはありませんが笑、
🎊🎊🎊無事合格しました✨🎊🎊🎊
しかも、提出した希望演目を両方ともやらせて頂けることなりました🙂✨
10月末にドンパスクワーレのノリーナ
11月末にリゴレットのジルダ
両方とも劇場で衣装付きでやらせてもらえるので、張り切って準備したいと思います😄🌸
にしても、こうも突然、扉が開くんだなぁと驚いています。というのは、オーディションどうのこうのと言う訳ではなく、
もともととても【緊張しぃ】で、本番になると緊張により勉強してきたやり方とは違う方法で歌いだす(少し大袈裟ではありますが)ことがほとんどで、苦い思いをしていました。それが今年4月くらいから悪化。本番前に異様な緊張に見舞われる事態が続き、さらにその緊張が終わったあとも取れず、常に動悸がありました。
たまたま日本に帰る機会があり、心療内科の扉を叩くことができ、そのときは薬のおかげでぐっすり眠れました。
しかし、また違う本番が来ると、前日例え薬(睡眠薬ではなく安定剤です)を服用しても眠れないという状態でした。
自律神経にいいという色んな方法を試し、練習の仕方も工夫しましたが、やはりこの症状の根本的要因を解明しなくてはいけないように感じました。
7月くらいからある取り組みを開始し、自分の問題点を深く探る日々。
レッスンを続けていくうちに、彼との相性もいいことがわかって、お互いの理解を深めていけていると確信した瞬間も何度かあり、いいレッスンを受けてこれた気がしていました。
そんな中で、今回の本番。
とても久しぶりに穏やかな気持ちの本番前日でした。夜もよく眠れました。
レッスンでも、家の練習でも感じていた歌への確信を得つつあった。
それが最悪な緊張に飲まれるという状況から解放してくれました。
そんなこと言っても、歌は生き物で、いつもいつも大切に優しく丁寧に扱ってあげないと簡単にどこかに逃げたり隠れたりしてしまいます、明日には見つからないかもしれません笑
そんな『歌』だけど、笑ってくれたりしたら全てどうでもよくなるくらい幸せになるんです。
困った存在です。
うん。うまく言えない笑
伝わらないですね、こんな文章力では😝
では書き逃げしちゃいます。
Ciao 🌸