集中力

ここ数年の密かな密かな悩み。

 

歌い手として、漠然と大きな問題なような気がしていた。

 

舞台でも、日々の練習でも。

 

それがなんなのかずっとわからなかった。

 

いや、何度か頭をよぎったが、問題じゃないとスルーしていた。

 

 

それは集中力。

 

実は、まさか、自分、、、

 

『集中力ないんじゃないのぉ・・・(小声)』ドキドキ

 

自分の可能性を最大限まで高めたいし、これまで得ていた結果にまだまだ満足していなかった私は、よく何が自分に足りないかを考えていました。

 

自分の歌にはそこそこの自信はあったのが救い。

 

だけど、自分の歌っている姿が見ていられない。

 

もしかしたら、歌い手ならみんなそうかな?

 

たいしたことない、普通の話なような気もするけど、私は何かそこに大きな問題がある気がした。

 

やっぱり歌は、耳だけじゃなく、視覚的要素が大いに関わってくる。

 

多くが視覚的感想から先入観を持って歌を聞いてると思う。

 

たとえば、肩が上がってるな、とか硬そうだなと思うと、声も歌も硬く聞こえてしまう。

 

そんな中、私は私なりに自己解析した結果、自分の歌い姿には、根底にある自信の無さ、自己肯定感の低さから、そういった弱さや怯えが表面に出てしまっているのではないか、と考え至りました。

 

ただ、それはばっかりはなかなか一朝一夕で変えられるものではなく、はたまた術(すべ)もなく、どこか行き止まり感を感じてさえもいました。

 

そんなある日、You TubeでメンタリストDaigoさんの

動画が目に止まりました。

 

そこで、集中力チェックテストが紹介されていたので試しにやってみました。

 

すると、かなりひどい結果でした(笑)

 

かなり集中力がある⇒なかなか集中力がある方⇒集中力は普通(訓練推奨)⇒ちょっと集中力が足りない(要訓練)⇒かなり集中力がない方(訓練必須)

 

かなり集中力があると、かなり集中力がないは、それぞれ全体の15%だったので、少数派ではあるのですが、そのまさに【かなり集中力がない方】に分類されてしまったのです😟😟😟😟

 

この結果を得てから色々思い返すと、まさに集中力の無さゆえに起きたことだったのではないかという事例があれやこれやと思い出され、ゆえには、歌い姿にも表れるのは必然的とも考えられると思いました。

歌を歌うとき、思考が集中せず、いらないことを色々考えてしまっていたら、それが手の動きや目線、身体の無駄な動きに表れるだろう。

 

私が尊敬する何人かの歌い手は、みんなシンプルな揺るがない強い意志の上に歌がある。それは基本だ。

 

音楽に身をゆだねている。

または音楽に心をそわせている。

 

そんな歌。

 

今はまだ子育て中で、なかなか思うように歌に復帰できていないが、自分に足りなかった部分が見え、それについて科学的に説明し、トレーニング方法を教えてもらったので、それを実践していきたいと思っています。