ひと段落。オーディション終了。
今回のカターニア出張の最大の目的が終了しました。
メトロポリタン歌劇場でキャリアを積まれた偉大なバスバリトンSimone Alaimo
この方が企画監督する夏の野外フェスティバルEtna opera festival のオーディションでした。
今回はチェネレントラと椿姫。
私は椿姫のViolettaで受けました。
イタリア人のViolettaへの思い入れはかなり強いものがあります。
彼らにとってアジア人のViolettaは受け入れ難いでしょう。イタリアでは絶対やらせてくれることはないと思っていた役だけに、私の中ではかなり背伸びをした感覚で練習していました。
オーディションまで、やはりかなり精神的にも肉体的にも削られました。
本番も、できる全てを出せた歌とは言えず、まだまだ課題があるなと感じましたが、
結果的にはprimo cast第1キャストでviolettaに合格しました💮
無事に結果を出せ、ホッとするかと思いきや、身体がなかなか緩みません。
今週末も北でコンクールがありますし、
来週末には日本でオーディションがあります。
例え、いい評価を頂いて、よしよしいい感じと思っていても、また違う曲をレッスンで持っていくと、お話にならないレベルになる私の歌。
落ち着いて落ち着いて。
もーレッスンは絶望と苦悩の連続なり。
豊かな才能がほしい。