ひとつひとつ。
前回のブログに書いたことと重複してしまいますが、
先週は3つのプロダクションのオーディションがありました。
ひとつはプーリア州フォッジャ。
ふたつめはミラノ。
3つめが昨日ローマのフィウミチーノでありました。
結果はまだ出ていませんが、いつもいつも自己評価の低い私が、今回のミラノとローマのオーディションでは、『うまく行った』と感じるほどの出来で歌えました。
いま作り上げている歌い方が、impostataされた感覚がありました。日本語では、、うまく言えない、、なんだろ、、馴染んだ?んー、体に入った、て感じかな?
もちろんまだありますよ。家で緻密に積み上げてることは、またさらに神業的なこと。それをまた自分の中に確実に取り入れていかないと。
ただ今回感動したのは、家やレッスンで積み上げてることの7.8割はできたと『自分が』自信を持って言える歌が歌えたこと。
いつもは4割くらいの感覚なので笑
でもかなしかったのは、この34年間の中の間違いなく一番の喜びと言えるような出来事をあまり誰とも本気で分かち合えないと気づいたことです。
数年前まで同志がそばにいました。
けど、帰国してしまい、状況が変わってしまいました。
だけど、そんなものなんでしょうね。
この喜びを一時的なものにせず、また積み上げていきたいと思います。