椿姫デビュー
いかんよね、筆不精…!(΄◉◞౪◟◉`)
先月、イタリアで椿姫のヴィオレッタデビューをしました。
この役をイタリアでやる日が来るとは思っていませんでした。日本でももちろんやっていません🙃
舞台で得られることは、レッスン10回分に相当するとか言いますが、まぁ、一概には言えないながらもやはり舞台でしか感じられない本能的な躍動を感じたり、またはいやに冷静な自分がいたりと、舞台を重ねる毎に、結果自信となって自分に返ってきている気がします。もともと自己評価が低いことが最近は特に自分を苦しめていたので、少しでも自分を認めてあげられる要素を増やせるように努めています。
にしても、当日本当にいろんなハプニングがありました。
私は2日目のキャストだったのですが、オケメンバーの多数の入れ替わり(2回公演の初日は一週間前に終演)によるオケの崩壊、指揮者の見放し笑、直前まで稽古が行われずに感覚が鈍くなってしまった演者たち(これはわかっていた事だから、各々でなんとか上げていくしかない)
また舞台上での立ち稽古が出来なかったことで細かい段取りがよくわからず、さらに事前に舞台上での指揮者との距離などを図ることができず、自分自身がすごく不安になってしまったこと、などがあり、事故が多発 笑
2幕、3幕は落ち着きを取り戻しましたが、1幕が終わったあとに、みんなにやたらと励まされ、落ち着け落ち着けと言われまくりました笑
いや〜申し訳ないけど、放っておいてほしかった爆
本音では、自分が一番冷静になりたいと思ってるから、話しかけないでほしいのですが笑、話さないと周りが異常に心配しだすという少しめんどくさい状況 笑
人それぞれ集中の仕方は様々ですよね。。
とにかく1幕は全く気持ちがヴィオレッタに繋がらず、後悔だけが残りました。
今回は第2キャストでの参加でしたが、劇場でもこういう状況(稽古を安心できるまでできない)はこれからあるはずだし、精神的な対策を練らないといけないなぁと本気で悩んでいます。気持ちがぶれないように、不安に負けないようになりたい。
終わったあとは、悔いばかりが残り、全く眠れず、翌日も悶々。。
だって大好きなシーンがたくさんあるのに、やりたかったこと、伝えたかったことが3割しかできなかった…っ!!泣
それでもたくさんの温かいお声をかけて頂きました✨😭有難い。。お優しい。。
一度ではまだまだ不完全燃焼です。
また次のチャンスを掴みたいと思っています。