サプライズ…続きの続き
元の飼い主は一応電話には出たのですが、なかなかゴネている様子。
もうこれは逃げられたりしそうだし、この種の嘘をつく常習犯のような反応の仕方をしているらしい。旦那くん曰く。
側から見ていて、
イタリア人相手にバトルってこうするんだ…って冷静に2人の会話を聞いていました。
感情的にではなく、冷静に理路整然と相手を追い詰め、逃げないようにしっかり脅す 笑
と言っても逃げたら携帯番号を電話会社と警察につきだすから逃げないでくださいよ、程度。
普段の草食動物のような旦那くんの底にいるライオンさんを見て少しワクワクしていました⇦馬鹿
最終的には、案の定逃げられました。
最低です。
真偽のほどはわかりません。
もしかしたら、彼にもあやふやな部分があったのかも。なら最初から正直に話せばいいのに。
のんびり構えていられなくなった私たちは急いで対策を考えました。
心底嫌だったのですが、保健所にも連絡。
保健所は、やむを得ない事情がない限り、引き取ることはしないと。つまり、飼い主がなくなったとか、引越しとか。
ただわたしはこれをするくらいなら、飼う覚悟を決めたかった。最終手段…いや、手段ではない。命の放置です。
なんとかならないかと、いろいろなサイトの里親募集のページに書き込みました。
そうこうしてるうちに、隅っこにばかりいた赤ちゃん猫は後追いしたり、遊び出したりと、わたしもどんどん愛着が増すばかり。
辛くなるから早く里親みつけよう。
そうしたら、二組の方が名乗り出てくださり、ある家族が早速面会に来てくれました。
大学生くらいの娘さんふたりとお父さん。
もうすでに猫を買われてるようで2匹目だそう。
猫への接し方もみんなとても優しく(わたしより笑)、無理やり抱っこせず、向こうから来るのをゆっくり待ってあげていました。
お話しながら、少しずつ安心していきました。
こういうとき、1人で行くより、2人以上で行くべきですね。
2度と同じ立場になることはないと思いますが、手放す身としては、やはり次の飼い主さんがどんな方か、とても気になります。
そんなとき1人でより、2人以上で来てくれたら、人間性、家の空気がよりリアルに感じられるので、今回そういう意味でも、後に不安を残すことなく、良い里親を見つけられ、安心しました。
その後も、獣医さんに見せたよ〜。とか、元気に遊んでるよー。とメールをくださいます。
と、このサプライズ…から始まった大事件は、解決に至ったのでした。
はー(。-_-。)