コンサートひとつ終了。
2017/4/30
@Galleria Orlando
オーディション前に舞台試しコンサートを企画して頂きました。
初めて人前で歌う曲。
3日前からの睡眠の不調。
緊張してました。
課題はあるものの、とりあえず歌いきれたことが自信になったと言えるでしょう。
È strano ..
Addio, del passato
Da La Traviata
1日休んで、また立て直します。
馬肉の恨みを晴らす
先日の馬肉の恨みを晴らすべく、今朝、カターニアのお肉屋さんで馬肉のフィレを買いました🙂
私好みに少し分厚めに切ってもらい、肉屋のおじさんが食べる前に、お肉をBatticarne(叩いて肉を柔らかくする器具)で叩いてねって言うから、私旅人なんで、って言ってお店で叩いてもらいました🙂プラス、少し安くしてくれた😍
いい感じ😘
で、レモンいるな〜と路面の市場に戻り、八百屋さんに『ごめんね、レモン一個だけください』って言ったら、タダでくれました笑
その後、焼き加減もバッチリで、レアステーキをおいしーく頂きました☺️
寄り道して買ったパン屋のグリッシーニ(スティック状のカリカリパン)が美味しすぎて止
まらないという危ない状況にもなりました笑
グリッシーニの美味しいときと美味しくないときの差が半端ない😏
満足満足😘
あるアプリケーション
イタリア語について。
私はビビリで引っ込み思案な方なので、語学の習得は遅かったです。その上、間違うと恥ずかしいなんていう感情が邪魔し、言葉には苦労しました。
でも主人と付き合い、結婚にまで至ったわけだから、言ったって喋れるだろうとみなさんは思うと思います。
もちろん日常会話はほぼ大丈夫。しかし、正式な場や、きちんと説明が必要な場においての正しいイタリア語はよくわからないまま。
さらに、間違っていても、ずっと一緒にいる相手も全部の間違いは指摘しません。意味の通じない時だけ指摘してくれます。
それも口頭のみだと忘れやすいんです。
私が出会ったこのアプリケーションは、scambia linguaつまり、勉強したい言語と教えてあげられる言語を、お互いに交換しあうもの。
私はイタリア語を勉強したくて、日本語なら教えてあげられる。
で、そのアプリでイタリア語を話す、日本語を勉強したい人を探す。
するとわんさかわんさか🤗
私は年代の近い女性とおしゃべりしたかったので、何人かとメール交換しています☺
その中にある機能で、メールや、フェイスブックの記事投稿のような場で、書いた文章を、私ならイタリア語を、イタリア語がわかる人たちが訂正してくれるんです!
例えばこんな感じ。
赤書かれた線の引かれた部分が間違った私のイタリア語。
緑が訂正してくれた正しいイタリア語。
ほぼ言い回しの問題と、冠詞の問題。
日常会話では、言ってることはわかるから流されてしまう。
でもそれじゃ成長しない。。
あんまりこういうアイテムに頼らずここまで来てしまったので、私が知らなかっただけなのかしら。
わかりやすくて、何度も見返せるし、みんな語学の習得が目的だから、話しやすいし聞きやすい!(違う言語を勉強しようと思っていない人は、文法的な質問に答えられないことが多いです。無意識で話してるからかな。)
いずれは英語も勉強したいから、追加していこうと思っています😛
ちなみに
超近い距離で、愛猫きなこに迫られています。
で、いまは膝の上。
甘えたさんですね。
ふふふ。
ブサイク。
馬肉の恨み
私はお肉が大好きです。
美味しいお肉に出逢えたら、幸せな余韻に数日は浸れるくらい大好きです。
もちろん焼き加減はレア。
イタリア語ではAl sangue
(直訳しちゃうと、血まみれな状態で、みたいな感じ笑 違うかな笑)
なんだったら生でいい。
とにかくお肉大好き。
今日は友人オススメの馬肉専門の肉屋さんで馬肉のフィレを購入しました。
しめて13ユーロのちょっとした贅沢😘
ウキウキで家路に着きました。
付け合わせにサラダとピューレ。
あとはお肉焼くだけ〜
そこに主人登場!
そう。お肉を焼くのは男性のお仕事ですね〜とわたしもご機嫌ご機嫌😁🎊
見守っていると、まず、グリル用の鉄板を煙が出るまで熱々に熱っする。
なるほどなるほど。うん。いいね〜👍
そこにお肉ちゃん登場。
全員綺麗に並べびました💓
『わたしレアね!レアだよ!🤡』
すると、 お肉ちゃんたちが血をお肉の表面に集め出し、ツヤツヤしてきました☺
うん。いい感じ🙆
『よし。ひっくりかえすよ〜。菜箸でいいかな?』
すると主人、『まだ。あと4分待つんだよ。』と、タイマーセット。
は?は?もう色がかなり変わってるのにここから4分?はー?!
わたしは騒ぎだしました!
『レアが好きなの!やだ!お肉が死んじゃう!ほら、ほら、死に向かってる!やだーやだー!レアがいいー!』
『肉はもう死んでるよ。何言ってんの。馬肉はこう焼くの。僕を信じて。』
『うそだうそだ、そうやってイタリア人はわたしがレアでって言ってもミディアム、いやウェルダンで出してくるんだ!いつもそうなんだー!うぉー!!』
『はいはい。うるさいからサラミでも切ってて。』
とサラミ切らされる私🤐
その間に、お肉がひっくり返され、さらにタイマーはまた4分…。
絶対死んだ、、、私のお肉ちゃんたち、、、
いや、、
一度くらいは信じてみようっ。私が選んだ旦那じゃないかっ。もしかしたらミラクルが待っているかもしれないっ!信じよう!!
やっとこさ焼き終わり、お皿に並びましたお肉ちゃん。
すかさず
『あと4分、休ませまーす。』
はぁ?…
沈黙…
4分後、
お肉を焼き出して12分後、
最後の望みを捨てず、お肉にカットイン。
思いっきりベンコットやないかーい!!😡😡😡
つまりウェルダン!
むきゃー!!
やっぱりー!!
わたしのお肉ちゃーん!!
お肉ちゃんメインの食事で、お肉ちゃんが私好みの焼き加減で食べれないのは一番あかんやつ!!お肉が美味しいかは二の次!!
まずレア!!
あーあーあー
食事は楽しく頂きたいが、今日ばかりは、一噛みごとに恨みが溢れ、悲しい表情で全部頂きました。
ご馳走さまでございました。
PASQUA復活祭
わたしはキリスト教徒ではないですし、うちの主人ももう何年も教会には行かないのですが、一応寝る前には心の中でお祈りしているらしいので立派なクリスチャンという訳で、そんな彼らにとって、クリスマスの次に大切な行事がPASQUAパスクワです。日本語でいう復活祭。英語でいうイースター。
何をするわけでもありません。土日月と三連休だったため、土日で旅行に行きました。
一番ベタな過ごし方は、日曜のパスクワ当日に実家で盛大なランチを食べてダラダラまったりおしゃべり。でパスクエッタと呼ばれる月曜には友人と連れ立ってピクニックやハイキングに行くって感じですが、我々は愛猫もいますので、2日以上家を空ける際は愛猫をどうするか考えないといけませんし、また彼の地元はサルデーニャ島なため、この時期の航空券はやはり高め。なので、二人で小旅行に行くことにしました。
行き先はサンマリノ共和国。
晴れた日はこんな感じ。
イタリアの中に存在する高台の小さな国です。人口は3万人ほど。
本当に小さな街なので、半日で十分回れるところ、私たちは一泊しました笑
また出発の朝から天気予報見てテンションガタ落ち。
雨雨雨ー!
行き先を変えるか変えないかでプチ喧嘩。
結局、現地に着いてみたら、雨はなんとか降らなそうなため、行き先を変えずにそのままサンマリノ共和国へ。
15時半に着いて、18時半には見所は全部見終わるという想像を超えた自体に薄ら笑いする私たち。
明日18時電車までどーするよー笑 と。
いや、街はかわいいし、興味深いんですよ!オススメします!
しかし小さい笑
夕食に行ったレストランSmaller(名前が皮肉な笑)
自家製生パスタ、美味しかった。
翌日、散歩しながら軽くブラブラ。
珍しく少しショッピングする主人にお付き合い😘
わたし好みのものしか買わない可愛い主人です😎
結局、電車の時間を変更し、早めにミラノに戻りました。それで、まだ時間も早いので中華街に寄り、買い食い、そこから、ミラノに新しくできたラーメン屋さんMI ramen bistroに行き、トンコツらーめんを食しました。
スープさらさらで透明でしたけど、わたし的には珍しく好感の持てるらーめんでした!!また行きたいと思える✨
で、自宅に帰ってきたら大事件。。
私たち最低です。
愛猫、寝室に閉じ込められていました。。。
いつも進入禁止にしている寝室に、するりと出発前のバタバタに紛れて入っていたみたいです。。気づかなかった。。
餌や水、トイレは廊下にあるので、、、
飲まず食わず、トイレなしの2日間、、、
もちろん、ベッドに💩がありました、、がこれは仕方ない、、私たちのせい、、
しかし探しても探しても、おしっこした形跡が見つからない。。水も取らなかったから、おしっこは出なかったのか我慢したのか、、とにかく褒めまくりました笑
だってベッドにおしっこは本当にやばいです。。💩でよかった。。
にしても計算したら37時間もの間閉じ込められてたことになるので、主人と二人で謝りたおしましました。
本当にごめんなさい🙇♀️🙇
日本にてコンサート
イタリアに戻り
健忘録として書き綴る。
2017年3月18日
イタリア文化会館という、私たちイタリア留学生にとっても意味のある場所で、私のイタリアの師匠の門下生コンサートをおこないました。
いつのまにか、『門下』なんて呼べるほど、わたしの師匠はたくさんの日本人の生徒を抱えるようになっていました。
約5年前、感覚的に
"あ。この先生は本当の意味で歌を教えてくれてる。"と感じ、彼と勉強することを決めたあのとき。そこから、この日を迎えられたこと。
なんだかとても大きな、そして強い運命に導かれたんだなぁと感慨深いです。
そして気がついたら、門下のトップに。(一番長くついてるという意味です笑)
終演後、お客様からたくさんのお声を頂戴いたしました。
来場くださった方の約半分の方々が、自主的に感想を送ってくださったようです。まずこれに驚きです。いちいちコンサートに行って、主催元にメール、私ならなかなかしません笑
特に何かを感じ、強く伝えたいと思わない限りは。。
もしかして、お客様に何か伝えたいという気持ちを起こさせるコンサートだったのだとしたら、もうそれはまぎれもない大成功と呼べるのではないでしょうか😁✨
自画自賛!!✨
どうやら、来年度の再演、または何か違う形での公演の依頼もあったようです。
日本への、きちんとしたbel cantoの輸入。
これが私が日本人として生まれてきた使命であると感じています。
そのためにも、まだまだ磨きます。
またお会いできる日まで!
現場の声
劇場でイタリア人の歌い手のそばで歌うと、彼らにしかない声の響き、フレージング、言葉さばきがある。
それは、長くイタリアに住んだことで耳が喜ぶ心地よさでもあるし、レッスン中に何度となく言われた部分でもある。
その本当の意味での必要性って、レッスン室の中だけでは感じられなかった。
けれど、これはイタリアで歌って認めてもらういわゆる基礎になる部分なんだと思う。
イタリアでも、私たち日本人がアリアを歌ってブラーバを頂けることはある。
それは声や音楽に対してであって、なかなかそれ以上は難しい。
イタリア人は、私たちが扱う歌詞をそのまま直接受け感じることができる人たち。聴衆の耳はものすごく素直。
だからこそ、彼らに、外国人が歌っていると感じさせないように歌いたい。
音楽でブラーバはもらえるが、言葉だけではブラーバは貰えない。言葉はその音楽に深みを出させる。上質になる。格上になる。
4年半勉強してきた。
まだまだ目指せる高みがある。
幸せなことです。